事例紹介CASE STUDY

有限会社かんずり様

取組んだ背景

東條社長:

社長就任以来、既存流通チャンネルの取引先を増やす以外に、インターネットを介したBtoB、BtoC販売に力を入れてきました。
雪国新潟を代表する香辛料というご評価もいただき、知名度も上がったことで様々なメーカー様、外食チェーン様からのコラボ企画が提案され、これまで50社をこえるタイアップ商品や企画が生まれました。
次は海外への販売を考えており、2022年は工場を新築し、併せてISO22000認証取得しました。次は人への投資という意味から、社内コミュニケーションを活性化させ、社員の能力をもっと引き出し、未来に向かって会社を進化させていきたいと考え、この「みんなのPAUSE」を導入した次第です。

今回、取り組んだ
従業員さん(チーム)

製造部所属の8名(男性3名、女性5名)

こんな取り組みをしました
~活動レポート~

回数
日程
PAUSE 内容
7/10 ① キックオフ
+P15を1回
つながる
  • プログラムの目的や進め方などガイダンスを実施
  • (P15)ペアで話す聴くを実施。
    テーマは「最近食べた美味しいものとは?」
7/17 ② P15を2回
つながる
  • (P15)テーマは「あなたは犬が好き?それとも猫?」
  • (P15)「食品加工という仕事の面白さ、難しさとは」
7/24 ③ P30を1回
見つける
  • (P30)「どんなふうに暑さと付き合ってますか?」
    (暑さを乗り切る、暑き季節を過ごす知恵とは)
7/31 ④ P45
やってみる
  • (P45)前提:ある日、予定より順調に仕事が進み30~40分の空き時間ができた。
    「あなたならこの空き時間をどんなふうに使いますか?」
8/9 ⑤ P30
見つける
  • (P30)「更新が必要な文書やデータ、掲示物って、どんなものが思い浮かびますか?」
8/30 ⑥ P30
見つける
  • (P30) ふりかえり会議 「PAUSEの活動をふりかえり、感じたこと、考えたこととは?」
9/6 ⑦ P30
やってみる
  • (P30) 新採用の○○さんに贈る「超繁忙期に向かう仕事の見通しと体調管理とは?」
9/13 ⑧ P30
見つける
  • (P30) 新採用の○○さんに贈る「調達の役割分担と欠品防止の工夫とは?」

やってみた感想

ふりかえりミーティング時の声より

  • 一人で3分話すのはきつかったが、同じ従業員同士での、今まで知らないことを知ることができた。
  • 日頃思っていることなどの意思疎通もでき、話しやすくなった。仕事に限らず会話をしていきたい。
  • 仕事が終わらないのに参加しなければならない時があった。話し合うための空きスペースを増やすために工夫することが必要。
  • 何気ない会話を積極的にする。キャッチボール
  • 週1回の製造部ミーティングを必ず実施する。

経営者より

社員同士で意思疎通ができたり、話し易くなったり、仕事の課題に対する共通認識ができた等、コミュニケーションの大切さに気付いたといったフィードバックをもらいました。
しかし、PAUSEの時間を作るために仕事が増えたという意見もあり、この活動を有意義なものにするためにはさらなる工夫が必要だと感じています。また、社員スタッフの皆さんの提案を具現化していく仕組みも必要だと思います。
次のステップが見えてきたことも含め、導入して良かったと感じています。